午前10時。台風が残していった強い風はあるものの雨はやんでいるので、ずっと手を付けられていなかった“ひとりブレスト”系の仕事をするため、カフェに向かいました。
カフェと言ってもボクはMac Book Airにシールを貼ってないので、っていうかそもそもMac Book Airを持っていないので、スタバには入れてもらえませんから、サンマルクカフェに入りました。
まぁどっちにしろ、ひとりブレストする時はPC開かずにメモ帳とかに手書きするからスタバでも良かったんですけどね。
ところで、ここまでの件(くだり)は本題と何の関係もありません。
さて、サンマルクカフェのソファに座って、メモ帳を開いて、資料を並べて、参考書籍を置いて、さぁ始めるか・・・と思ったものの、いきなり、どうにも集中できません。
というのも、少し離れたソファ席で、恐らく20代後半同士と思われる私服の男子2名、恐らく先輩後輩なんでしょう、彼らがソファ席で向かい合い、机に置いた資料を挟んで何やら大きな声で話していて・・・いや、正確には先輩が後輩にほぼ一方的に喋っていて、その声が気になって仕方ない。
「・・・鈴木くん(仮名)はそう思ってるのかもしれないけど、これ実際どうだと思う?この文章で云々かんぬん・・・」
「・・・それがフリーランスの醍醐味だから。会社員とは違うよ。でもその分リスクが云々かんぬん・・・」
平日の午前中に働き盛りが私服着てカフェのソファで喋って何をやっとんだ。と思いましたが、僕と同じように(職種はライターのようですが)フリーランスの方のようです。そもそも僕も平日の午前中に私服着てカフェでソファに座ってますしね。
もともとこのサンマルクカフェは結構静かな方なんですが、さらに平日の午前中ということで、読書をしているご隠居もいれば、小さなお子さんを抱きかかえてチョコクロでブランチをしているママもいたり、あるいはノートPCを広げて書き物系の仕事をしているビジネスマンもいます。
基本、静か。
そんな中、響き渡る声。
「・・・で、俺の場合は師匠がちょっと変な人で全然コミュニケーションとか無理って感じの人だったから、全然教えてもらえなくて、俺なりにポイント絞って技を盗んでいくしかなかったけど、それが逆に俺の力になったっていうか云々かんぬん」
あぁ、なんだ、ただの地獄のミサワか・・・と流そうかと思ってたんですが、とにかく声がでかくて否が応でも耳に飛び込んでくる。仕方ないのでイヤフォンをして音楽でかき消して、無事に3時間ほど右脳と左脳に汗をかかせました。
気付くともうその二人はいなくなっていたんですが、いやしかし、思いました。
「語れば語るほどに、その人の“格”みたいなものはペラペラになるな」、と。
きっと良い事を言ってるんだろうけど、でも「デキるセンパイ」っていうのは、どっちかって言うと後輩に相談させて(語らせて)、会話の中で方向性やヒントを与えて、後輩に自分自身の言葉で気付かせるっていうコトが出来る人なんじゃないかと。
そもそもデキるセンパイは、周囲で読書したり、寝付いた子どもがいたり、書きモノ仕事している人がいたりするような静かな場所で、ひとりデカい声で喋ったりしない。
そういう意味では、あの彼の師匠、彼にとってはコミュニケーション下手な師匠。
あんな彼をフリーランスとして独立するほどにまで育てたんだから、師匠としては素晴らしい方なんでしょうね。
そんなことを思いながら、そういえば自分が後輩的な人と話す時は
「俺は」「俺が」「俺の場合は」「俺の時は」「オレオレ、オレだよバアチャン」
が口癖であることを思い出し、ひどく反省した次第です。
人の振り見て我が振り直します。
とまぁ、そういうのが柔軟に出来るんだよね、俺の場合は。
梅雨の間じゅう下駄箱に入れっぱなしだった靴
カフェと言ってもボクはMac Book Airにシールを貼ってないので、っていうかそもそもMac Book Airを持っていないので、スタバには入れてもらえませんから、サンマルクカフェに入りました。
まぁどっちにしろ、ひとりブレストする時はPC開かずにメモ帳とかに手書きするからスタバでも良かったんですけどね。
ところで、ここまでの件(くだり)は本題と何の関係もありません。
さて、サンマルクカフェのソファに座って、メモ帳を開いて、資料を並べて、参考書籍を置いて、さぁ始めるか・・・と思ったものの、いきなり、どうにも集中できません。
というのも、少し離れたソファ席で、恐らく20代後半同士と思われる私服の男子2名、恐らく先輩後輩なんでしょう、彼らがソファ席で向かい合い、机に置いた資料を挟んで何やら大きな声で話していて・・・いや、正確には先輩が後輩にほぼ一方的に喋っていて、その声が気になって仕方ない。
「・・・鈴木くん(仮名)はそう思ってるのかもしれないけど、これ実際どうだと思う?この文章で云々かんぬん・・・」
「・・・それがフリーランスの醍醐味だから。会社員とは違うよ。でもその分リスクが云々かんぬん・・・」
平日の午前中に働き盛りが私服着てカフェのソファで喋って何をやっとんだ。と思いましたが、僕と同じように(職種はライターのようですが)フリーランスの方のようです。そもそも僕も平日の午前中に私服着てカフェでソファに座ってますしね。
もともとこのサンマルクカフェは結構静かな方なんですが、さらに平日の午前中ということで、読書をしているご隠居もいれば、小さなお子さんを抱きかかえてチョコクロでブランチをしているママもいたり、あるいはノートPCを広げて書き物系の仕事をしているビジネスマンもいます。
基本、静か。
そんな中、響き渡る声。
「・・・で、俺の場合は師匠がちょっと変な人で全然コミュニケーションとか無理って感じの人だったから、全然教えてもらえなくて、俺なりにポイント絞って技を盗んでいくしかなかったけど、それが逆に俺の力になったっていうか云々かんぬん」
あぁ、なんだ、ただの地獄のミサワか・・・と流そうかと思ってたんですが、とにかく声がでかくて否が応でも耳に飛び込んでくる。仕方ないのでイヤフォンをして音楽でかき消して、無事に3時間ほど右脳と左脳に汗をかかせました。
気付くともうその二人はいなくなっていたんですが、いやしかし、思いました。
「語れば語るほどに、その人の“格”みたいなものはペラペラになるな」、と。
きっと良い事を言ってるんだろうけど、でも「デキるセンパイ」っていうのは、どっちかって言うと後輩に相談させて(語らせて)、会話の中で方向性やヒントを与えて、後輩に自分自身の言葉で気付かせるっていうコトが出来る人なんじゃないかと。
そもそもデキるセンパイは、周囲で読書したり、寝付いた子どもがいたり、書きモノ仕事している人がいたりするような静かな場所で、ひとりデカい声で喋ったりしない。
そういう意味では、あの彼の師匠、彼にとってはコミュニケーション下手な師匠。
あんな彼をフリーランスとして独立するほどにまで育てたんだから、師匠としては素晴らしい方なんでしょうね。
そんなことを思いながら、そういえば自分が後輩的な人と話す時は
「俺は」「俺が」「俺の場合は」「俺の時は」「オレオレ、オレだよバアチャン」
が口癖であることを思い出し、ひどく反省した次第です。
人の振り見て我が振り直します。
とまぁ、そういうのが柔軟に出来るんだよね、俺の場合は。
今日の一枚
梅雨の間じゅう下駄箱に入れっぱなしだった靴
コメント
コメント一覧 (2)
あはは、絶妙!
いったん気になりはじめるとね〜、何回「俺」って言ったか数えちゃったりして(笑)
くれぐれも逮捕されないように気をつけてくださいね。
最近はバアチャンもだまされたフリで警察と共謀したりするので油断なりません。
って、おい!!
あとはバアチャンが警察言ってこうやって言えばいいから…ウン、よろしくな、ウン)
ガチャ。
いやぁ、ホントにカフェとかは一回気になっちゃうとダメですよね〜
あれ、なんだろ、サイレンの音が近付いてき・・・
っっべっ!!